谷山浩子 / 穀物の雨が降る
楽曲属性
Sランク 1980’s Jpop 日本
谷山浩子は日本のシンガーソングライター。童話のようにかわいらしい世界観と、童話のように不条理な残酷さを、フォークやポップスやマニアックなアレンジで半世紀にわたり届けてくれている唯一無二の音楽家。プログレでは無いですが、プログレ嗜好者を惹きつける不思議な魔力があります。
“穀物の雨が降る”は1986年のアルバム水玉時間収録曲。谷山さんの魅力、つまり上記の魔力を、短く濃く凝縮した名曲。ドラムは”そのもの”ですが、何より魅力的なのはこの詞世界とリンクする不穏なポップセンスです。
谷山さんの作品は何か一つピンと来たら、その後はどんどんハマっていくと思います。この曲は膨大で深遠な谷山ワールドへの最適な招待状と信じて止みません。
谷山浩子はこんな曲もおすすめ
“ねこの森には帰れない” かわいらしさと切なさとファンタジーが同居する初期の名曲。
“王国” 暗い絵本の中のような世界の大曲。淡々とした調子がよい。
“白雪姫と七人のダイジョーブ” 上記王国に通じる世界観。でもダイジョーブ。
コメント