千組千曲選 No.0158 ラヴェル / 亡き王女のためのパヴァーヌ

Ravel, Joseph-Maurice / Pavane pour une infante défunte

楽曲属性

Sランク 19世紀 Classical フランス

ラヴェルはフランスの作曲家。印象派の時代を代表する作曲家の一人ですが、必ずしも印象主義的でなく、むしろ古典的な音楽形式に立脚した作品を多く生み出しました。オーケストレーションの達人として、自作曲や『展覧会の絵』等の編曲においても著名な作品を残しています。

“亡き王女のためのパヴァーヌ”は1899年にピアノ曲として作曲、1910年に自身の手で管弦楽曲へと編曲しました。クラシックにおいても屈指の優雅な美旋律と程よい演奏時間(大体7分弱)で人気の高い名曲です。堂々とつまみ食いできるので(笑)、個人的にもポピュラー音楽と同じプレイリストによく入れています。

原曲であるピアノソロ版も良いですが、やはりホルンの調べが堪らない管弦楽曲版が好みです。

様々な録音のうち、最も慣れ親しんだのがこちらの演奏
ラヴェルはこんな曲もおすすめ

“古風なメヌエット” 最初の出版作品。少し愁いを帯びながらも元気な旋律が印象的なピアノ曲。
“ボレロ” 最も有名な曲。この快感はドゥームメタルだな(違)
“ピアノ協奏曲 ト長調” 古典的な形式にジャズや民謡の要素も取り入れた集大成的名曲。

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