Schubert, Franz / Symphony No.8(7), D.759
楽曲属性
Sランク 19世紀 Classical オーストリア

シューベルトはオーストリアの作曲家。夭折の作曲家ですが莫大な楽曲とモチーフを残し、後世ロマン派の魁として大いに支持される存在となりました。有名な曲や容貌等の影響か、どことなく優しく親しみやすいイメージがありますが、結構複雑でマニアックな作品も多く残されています。
“交響曲第8(7)番 ロ短調 D759「未完成」”は1822年に作曲された交響曲。交響曲なのに二楽章しかないために生前は演奏されなかったものの、残された二楽章の素晴らしさで現代まで頻繁に演奏されることとなった名曲です。緊張感溢れる第一楽章、天上の音楽を思わせる優美な第二楽章のどちらもが心を捉えて離しません。
メタラーだと第一楽章冒頭はAngraの方を期待してしまうかもしれませんが(笑)、全体的にメリハリのある聴きやすい楽曲ですので、クラシックに普段親しまれない方でもおすすめです。
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“『魔王』作品1 D328” 言わずと知れた歌曲王の第一歩にして、嵐のように激しい名歌。
“弦楽四重奏曲第14番ニ短調 D810” 『死と乙女』の旋律を取り入れた、室内楽の名曲。
“ピアノ・ソナタ 第19番ハ短調 D958” 彼のピアノソナタで一番好き。
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