千組千曲選 No.0137 New Trolls / 2 tempo: Adagio (Shadows)

New Trolls / 2 tempo: Adagio (Shadows)

楽曲属性

Sランク 1970’s Progressive Rock (West Europe) イタリア

New Trollsはイタリアのロックバンド。1960年代にはビートポップグループとして人気を得た後、イギリスのアートロックの影響を受けてオーケストラと共演、イタリアンロックの先達となりました。メンバー間のゴタゴタが多く、バンド分裂が何度も繰り返されていてファン泣かせなことも有名(?)

“2 tempo: Adagio (Shadows)”は1971年のアルバムConcerto Grosso Per I New Trolls収録曲。組曲の中でもルイス・バカロフによる悲哀の旋律と”to die, to sleep, maybe to dream”というシェイクスピアのハムレットからの一節を捩った歌詞が琴線に触れまくる名曲です。高校生の自分はこれを口ずさんで頭が良くなった気持ちになっていました(恥)

ちなみにアルバムタイトルは英語に訳すと”Concerto grosso for the New Trolls”で、”Per I”はパート1という意味では無い・・・と知ったのは結構経ってからでした(恥再び)

もちろんジミヘンロックな第4部も含め、全体を通して聴くこともおすすめ
New Trollsはこんな曲もおすすめ

“Paolo e Francesca” ギターによる恋人たちの会話は必聴。甘い曲調も普通に良い。
“Tornare a Credere” ドラマティックな展開と時代を感じるキーボードの音色が好き。
“Dancing” これはボヘラプでしょうw Queen風楽曲としては世界屈指の出来。

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