千組千曲選 No.0053 ベートーヴェン / ピアノ協奏曲第3番ハ短調作品37

Beethoven, Ludwig van / Concerto for Piano and Orchestra No.3 in C minor, Op.37

楽曲属性

Sランク 19世紀 Classical ドイツ

ベートーヴェンはドイツの作曲家。前日のビートルズに続き、説明する必要があるのかという『楽聖』の登場です。

“ピアノ協奏曲第3番ハ短調作品37”は1803年に初演。いわゆる“傑作の森”に入る直前の作品で、先人の影響を残しながらも、ハ短調(あの悲愴や運命と同じ)の旋律にベートーヴェンらしさを色濃く映す名曲です。特に第一楽章のピアノが入ってくるところは最高のひと時で、ピアニストの好みもここではっきりします(笑)

演奏で私を虜にしたのはミケランジェリのピアノとジュリーニ&ウィーン交響楽団による1979年のライブ録音。ミケランジェリのタッチはこの曲における究極の理想です(※あくまで素人の感想です)

Youtubeで映像が見られるなんて・・・
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