徒然雑記2023年2月編~音楽や映画/ドラマ等感想メモ

一か月ぶりです。今月もお付き合いください。

目次

音楽編「In Flamesインプとまた凄いヘッドホンを予約しちゃったの巻」

音楽視聴記:In Flames / Foregone

In Flamesの新作Foregoneは先行の楽曲がメロデス回帰的な方向性であり、私も昨年のベストソング選“Foregone Pt. 1”を取り上げて期待しておりました。発売された作品は期待通りと言ってよいものが半分、まあやっぱりそうだよね(笑)という印象が半分といったところですが、概ね満足しております。

先行が前半に集中しているのは今のリスナー事情を考えると致し方ないところかもしれませんが、できれば終盤にもう一盛り上がりが欲しかったところ。というか先行で5曲は出し過ぎだったのではないかな・・・結局先行の曲が手元でもお気に入りになり続けそうです。今のところベストはやはり先行のうちの一曲“The Great Deceiver”です。

この曲名だとどうしてもクリムゾンの方が思い浮かぶけど

で、今回は煽り文句として「90年代メロデス期への回帰を強烈に感じさせる大傑作」なんて書いてあるものだから、素直に楽しみたいのに色々悶々としちゃってうーんと考えてしまったので、ここで吐き出してスッキリしようと思いました。

違うと思うのは、この作品は確かに「メロデス回帰」を感じさせる楽曲が収録されている(主に先行曲)けれど、決して「90年代」では無いということですね。

In Flamesをある程度聴いている方であれば分かると思いますが「メロディーラインのあるコーラス」が入っている時点でClayman(2000年)以降だし、モッシュ系のグルーヴの挿入はReroute to Remain(2002年)以降っぽいしと、多分年代を記さずに「メロデス期への回帰」と書いておけばそんなに反発を覚えなかった気がします。

あと“90年代”という括り方もなあ。The Jester Race(1996年)まで=演奏面はまだ危うさがあるものの地下的な暗さはこの時期ならではの魅力で叙情派デスという呼び方がしっくりしていた頃と、Whoracle(1997年)=ロゴも変わりメジャー感が出て北欧メロデスのリーダーとして貫録を示した頃と、Colony(1999年)=明るくなりすぎた感はあるけどメジャークオリティの堂々としたメロデスの完成形を示した頃は、当時メタラー青春真っ只中だった私からすると全く異なる感触のものなんですけど・・・ぶつぶつ。

うーむ、この煽りのせいで至極面倒なおっさんメタラーの血が目覚めてしまった(苦笑)海外では素直に好評(元々彼らはClayman以降に世界的なバンドとなったので)なようですし、変な先入観に惑わされずに楽しみましょう。

最後にもう一つだけ余計なことを。“Foregone, Pt. 2”だけは正直、それはあなた達のやることではないと思ってしまった。3拍子叙情派デスはイェスパーなんだよ!The Halo Effectでやってほしかったなあ(溜息)

オーディオ話:D8000 Pro Limited Edition予約

きっかけは偶然見かけてしまったD8000 Proの限定版発売の記事。国内限定80台という希少性にも正直惹かれ、予約開始日にはポチっと注文してしまいました。一度不正利用と疑われてカード止められてしまいましたけど(※ちょうど新しく作ったばかりのクレカを使ったため)

思い返せばヘッドホンのアップグレードを思い立ち、Focal UtopiaHiFiMAN SUSVARAHE1000se等と共に比較した中、最終的な好みとして購入を迷ったのがFinal D8000Meze Audio Empyreanで、その後丁度新製品として発売されたMeze Audio EliteがEmpyreanを超えたインプレッションであったため「迷うな!行け!」と自分を謎の叱咤してEliteを購入したのが1年半前。

その後すぐEliteの能力を引き出すためにヘッドホンアンプも色々と試していった中で、これまた発売日が近く、面倒くさがりな私にとってオールインワンであることも魅力的だったiFi audio Pro iDSD Signatureを導入。PCにおける再生ソフトにはAudirvānaを使うことで至福の音空間が完成しました。

現在のデスクトップオーディオ環境。もうこれで“上がり”にしていたはずが・・・

昨年はポタオデ方面に再びシフトしたためにデスクトップオーディオ環境への興味は薄れていたのですが、今回“やってしまった”ことで再び環境にも手を加える可能性が・・・。まあそうなると独立アンプなのでしょうけど。

とりあえず4.4バランス接続はできるので、この環境でD8000 Pro LTDをお迎えし、Eliteと聴き比べしながら考えていこうと思います。

映画/映像番組編「U-NEXTリトライ、映画がよかったの巻」

2月から毎週何かしら映画を観ていこうと奥様と約束したので、今後ネタには困らない・・・はず(早速月初週末体調崩して飛んでしまったので不安)

ドラマ:『The Last of Us』は1話でうーん・・・でもリトライしたい

U-NEXTのリトライキャンペーン案内があったため、視聴したいものがあるかを検索するとあのラスアスがドラマになっていることを知りました(多分気づくの遅い)。評判も上々なためキャンペーンを申し込み、第一話を早速視聴。

ゲームでも最初のシーンである娘の<自主規制>話が終わるまでは引き込まれて大変良かったのですが、時代が飛んでからの話が置いてけぼり過ぎて途中寝てしまいました。これゲームやっていないと説明不足過ぎないですか?もう何年も前に少ししか触っていないおっさんは内容全然覚えていないので厳しかった(´・ω・`)

おそらくドラマが進むと解き明かされていくのだとは思いますが、感情移入ができない状態で色んな人間の話を詰め込まれてもなあと感じます。まあ話が完成されているドラマにありがちな欠点かなと。(ゲームクリアしている人は落ちまで知っているでしょうし)

そのまま2話に行くモチベーションが上がらなかったため一旦ストップ。この一か月無料期間にもう一度トライしてみたいとは思います。評判は良いので多分一気に観ていった方が良いのだろうなあ。

『どうする家康』は視聴継続中。相変わらず毎週楽しみに観ております。まだバカボンすぎる松潤家康の成長よりも、マツケン正信や山田半蔵のこれからの方が気になりますが(笑)

映画:『MONDAYS/このタイムループ、上司に気づかせないと終わらない』は傑作

昨年話題となった映画がU-NEXTオンリーだったので、これを機会にレンタル視聴。この映画はタイムループもので「まだその手があったか!」とアイデアに素直に唸らされました。

映画『MONDAYS/このタイムループ...
映画『MONDAYS/このタイムループ、上司に気づかせないと終わらない』公式サイト 『14歳の栞』が異例のロングランヒットを記録した監督・竹林亮が手がける、新感覚オフィス・タイムループ・ムービー。絶望と希望の月曜日が押し寄せる!

基本線は「ループを終わらせるために何をしていくか」というもので、正直その原因と解決に関してはありきたりだなあという感想ではあるのですが、その過程において中小下請け企業ならではの悲哀や会社組織における人間関係の障壁などに対面し、失敗を交えながらも登場人物が成長していく様が巧みに話の根幹として組み入れられており、普通に生きている人であれば悲喜こもごもの共感を禁じ得ない映画となっております。

81分と短いし、相当なひねくれ者でも無ければ素直に笑えて楽しめる映画としておすすめです。これは豪華版ソフト買っちゃうなあ・・・

終わり

おそらくまた来月!何かネタあれば途中でお会いしましょう。

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