今回は2023年1月~6月に聴いた音楽の中から好きな曲を紹介させて頂きます。ただ正直今年はなんやかんや色々あって、ここ数年で最も新しい音楽を聴く時間がありませんでした・・・。そのため非常に薄い感じになりそうですが、まあそれも含めて記録ということで。
1~3月の雑記にアルバム単位で取り上げたものは省いております(Demetori・In Flames・Majesties)。一年間のまとめでは全部ひっくるめてランキングにしたいと思うので、今回は取り上げていなかったものから候補をピックアップしていくイメージでお届けします。
2023年上半期ランダムピックアップ
Freeroad / Do What You Feel!
メキシコの若手バンドによるデビュー作。ここ最近1970年代ハードロック~NWOBHMの息吹を強烈に感じさせるサウンドが世界中(のマニアックな沼)から飛び出してきておりますが、私が聴いた中で最も興奮させられたのが彼らです。コーラスとギターのセンスがもう抜群に最高!
この意味不明で解放感溢れるジャケットも魅力的(笑)。今年現時点で最も聴き入っている作品です。
Ne Obliviscaris / Equus
オーストラリアの耽美派プログレデスメタルバンドによる4作目のリーダートラック。このバンドの特徴であるヘヴィなバックより激しく前に出てくるヴァイオリンの音色と、テクニカルでドラマティックなバンドサウンドががっちり組み合い火花を散らす充実の一曲です。
衝撃的だった1作目を思い出させる過剰なまでにドラマティックな旋律と2作目以降の構築美センスが融合していて、これはバンドの最高傑作と言ってもよいのではないでしょうか。
NiziU / Paradise
『映画ドラえもん のび太と空の理想郷』の主題歌。映画に対しては3月の雑記で色々と思うところを述べていましたが、この曲について触れることを忘れていました。本当に良い意味で昔ながらのポップスといった趣で、聴いていて大変心落ち着く良曲です。
子供の影響でドラえもん映画は自分が子供の時以上に親しむことになりました(大体アマプラのせい/笑)。子供が好きな歌についての記事もどこかでまとめてみたいですね。
Jack Black / Peaches
映画『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』の挿入歌。意外にサイコパスな感じも出ているクッパの独りよがりさが上手く表現された悶絶バラード。まあネタですけど(笑)
映画はもう完全に“イルミネーションのマリオ”といった風情でした。頭空っぽで楽しめたけど、正直マリオ&ルイージの他の家族描写だけはいらんかったと思うな・・・
Metallica / Inamorata
なんだかんだ言いながら新譜が出るたびに聴き入る曲があるメタリカはやっぱり凄い。世代的に1990年代後半がリアルタイムな私は、この“ロード”第三章みたいな楽曲がお気に入りです。彼らの魅力はメタルだけじゃないですよ。
で、いつ日本来てくれるんですかね?採算取れないからと書いている人もいるけど、チケット代上げまくっても彼らなら埋まると思うのですけど・・・。モトリーのVIP席約50万円を超えるパッケージも期待(で、買えるか!と毒づきたい)
日米流行歌
YOASOBI / アイドル
正直こんなアラフォーのおっさんがターゲットになる人たちでは無いという印象があり、これまでのYOASOBIで聴き入る曲は無かったのですが、これはなかなかグッと来ました。中間部のラップパートは流石に気恥ずかしさを感じるものの、全体のリズミカルなポップさは非常に中毒性が高く気持ちよいです。
この感じが何かに似ている気がするのだけど思い出せない・・・というのもおっさんの感慨っぽいですが、ボカロよりも東方系同人を聴いていた時代を思い出す“懐かしさ”があります。なんだろう、IOSYSかな?(適当)
Morgan Wallen / Last Night
こちらはビルボードで3か月以上もHot100の1位に立ち続けたアメリカの大ヒット曲。うん、この既視感は分かるぞ。これは瑛人の香水だ!
Tonikakuがイギリスで大ブレイクしたように、瑛人もアメリカで”Perfume”を歌えばワンチャンあるかも・・・?歌詞の内容も通じるものがあるし、”Last Night”の3年後にLineが来て”Perfume”を歌うという流れはいかがでしょうか。いや、いかがも何も無いのですが。
Eurovision Song Contest 2023で気に入った曲
毎年密かに楽しんでいるユーロビジョン。1位はLoreenの”Tattoo”(スウェーデン)でしたが、私が気に入った曲を3曲ほどピックアップします。
Mimicat / Ai Coração(ポルトガル)
最終順位は23位と今一つでしたが、民謡調とダンスポップのキャバレー的な融合が楽しい楽曲と力強いMimicatの歌声は非常に耳に残りました。ポルトガル語なので空耳がいっぱい隠れていそうな感じも楽しい。あ、空耳アワー終わったんだった・・・(備忘メモ)
Käärijä / Cha Cha Cha(フィンランド)
惜しくも2位ながら視聴者投票ではぶっちぎり1位だったインダストリアルポップソング。“チャ!チャ!チャ!”と叫びたくなること請け合いなノリノリさが素晴らしいです。前半と後半で完全に曲調が変わっていて入れ替わりが無いのも面白いところ。
Let 3 / Mama ŠČ!(クロアチア)
今年のヘンテコおじさん枠はクロアチアから。視聴者投票では7位ながら審査員はブービーとはっきりと嫌われた(笑)感が面白いです。ふざけまくりですが反戦歌。これも時代を象徴するナンバーとなったのかも。
終わりに
今年は来日ラッシュもあって新しい音楽を聴く余裕がますます無くなりそうですが、下半期も良い音楽と巡り合えることを楽しみに。それでは!
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