2022年上半期ベストソング~聴いた音楽からおすすめ選~

2022年ももう残り半分ですね(時候の挨拶)

今回は2022年1月~6月に発表/発売された音楽の中から好きな曲を紹介させて頂きます。毎年年末にやっているものですが、今年は千組千曲選をSランクまで連続更新できたことで少し気持ちに余裕が生まれたので、上半期で一回まとめてみようと思いました。

アラフォー音楽好きおやぢの一セレクトとして、気楽にお楽しみください。

目次

2022年上半期ベストソング選(大体聴いた順)

Scorpions / Rock Believer

ド直球のロックアンセムで2022年音楽の旅は始まりました。

長年、大勢の人間がロックは死んだと言うのをくり返し耳にしてきたが、世界には今もロックを信じる者が何百万人もいるという事実が、そんな連中の誤りを証明している。俺たちのファンは世界最高だ。いつかどこかでまた会おう、なんといっても俺たちは、きみらと同じ“ロック・ビリーヴァー”なんだから。

クラウス・マイネ 『ロック・ビリーヴァー』全曲解説 より

これが半世紀以上もロックを信じ発信し続ける人のパワーですよ。御年74歳なのにハリのあるお声も素晴らしい。正座して聴き、ライブでは共に叫びたい一曲です。

私はこのビデオを観て素直に目頭が熱くなる人間でい続けたい

The Halo Effect / Feel What I Believe

In Flamesじゃねえか(感涙)

1990年代後半、メロデスに青春を彩られた人間からすれば、このColony(1999年)感満載のサウンドに咽び泣くしかないでしょう。8/12のアルバムにはきっと3拍子の叙情派デス(死語)ナンバーもあるはず・・・ですよね?

Aメロパートの裏に入る、これぞイェスパー節というオブリが堪らんで、ホンマ

Amorphis / On The Dark Waters

基本的な作風がEclipse(2006年)以降全く変化していないのに、新作が出るたび熱狂させられる凄いバンド。今年のHaloもやはり発売日からヘビーローテーションとなりました。

トップ3曲でまず心を鷲掴みにされるので、その中でもトライバルなリズム感が癖になる2曲目をチョイス。轟音で包み込まれたくなる一曲です。

こんな寒いところでギター弾くの大変だろうな(今更)

Persefone / Aware of Being Watched [Feat. Merethe Soltvedt]

アンドラ公国が誇るプログレメタルバンドによる新作から、静と動、転調と変拍子がめくるめくこの曲を。ドラマティックで震えが来ます。

Merethe Soltvedtって誰だろうと思ったら、Two Steps From Hellでよく客演コーラスされている方なんですね(Two Steps~は映画予告編で流れるような壮大な音楽の専門家集団)。確かにこの曲、それっぽさもある!

こういう幻想的で色彩の薄いアートワーク好きだ

Kreator / Hate Über Alles

千組千曲選にも取り上げた“Totalitarian Terror”を収録した名盤Gods of Violenceから5年経って届けられた新作の表題曲。

この曲は文句無しですが、アルバムは流石にあの前作と比べると少々劣る印象でした。とはいえ並の若手バンドには出せない整合感を持った激しさは貫禄を物語るに十分な迫力がありますので、ファンなら迷わずゴーですね。

もうみんな何もかも嫌い!というタイトルコールはかわいい(違)

Reckless Love / ’89 Sparkle

こちらも千組千曲選で“One More Time”を取り上げた、80’sリバイバルバンドによる新譜からの一曲。タイトルからしてモロで、HM/HR界隈のバンドと認識されない位の振り切り方が見事です。(アルバムでもオジーの“Bark at the Moon”カバーが唯一メタルっぽさを残す位)

ただ、今までのファン層からするとあまり歓迎されなさそうな流れにも感じます。ポップセンスに溢れた人たちだから、何かしら世界にヒットすればよいのですが・・・

フィンランド本国では新作も3位に入っているようで嬉しい

Harry Styles / As It Was

一方こちらは世界中で大ヒットしている、アーハデペッシュデュラデュラ一曲。

まあ世の中的には元1Dでソロでも絶好調なハリー様がこういう曲をやる方が受けますよね・・・って棘がある言い方ですが、良い曲なのは間違いないです。溢れ出る80’s感と現代的な音作りとのバランスは、さすが現代超一流スタッフによるものと感じます。

ビデオに関してはわたしゃようわからん

Official髭男dism / ミックスナッツ

現代Jpop界で私の好みを提供し続けてくれる数少ない存在その2であるヒゲダンの新曲。SPY×FAMILYの主題歌としてただ今ヒット中です。

味わい深い意味を持つ歌詞が、スウィングジャズにハチャメチャな勢いのバンドサウンドを注入したような楽曲と絶妙にミックスされています。つい口ずさむ・・・には少し難しいですが、気持ちの良いポップ感ですね。

カラオケのレパートリーを毎年提供してくれるけど、ちゃんと歌えないぞ!(恥)

米津玄師 / M八七

現代Jpop界で私の好みを提供し続けてくれる数少ない存在こちらがその1、米津大先生。シン・ウルトラマンのスタッフロールに大音量で掛かるエンディングテーマです。

映画は正直後半の流れが今一つと感じてもやっとしましたが(映画については機会あれば別に触れます)、この曲は詞・曲共にやはり並ならぬ感性で心に刺さりました。まさしく映画観てから聴くべきな一曲です。

“Pop Song”のPVは何事かと思ったけど、こちらは安心

(おまけ)ボイジャー / 君だけを守りたい

我が子はゴジラ映画制覇からウルトラマンへと理想的な特撮マニアの道を歩んでおり、当然トリガーも全て視聴して次のデッカーの開始を待ち望んでおります。もうすぐデッカー放送開始ですが、その前につなぎ番組として放映されていたのがウルトラマン クロニクルD。オープニングはウルトラマンダイナのエンディングであったこの曲のカバー、なのですが・・・

響き渡るピロピロギターツーバス疾走(しかも音がショボめ)

誰だ、2000年代初頭位のクサれメロスピアレンジを土曜朝の茶の間に持ってきた奴は。いいぞ、もっとやれ!

公式で音源販売してくれたらよいのに

終わりに

選曲してみると、今年は今のところあまり冒険していない印象となりましたが、安定して好きな音楽と出会えているということはむしろ有難いことですね。

2022年後半も新しい音楽と出会えますように、ということで締めさせて頂きます。

千組千曲選も引き続きよろしくお願いします!

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