ヘヴィメタル/ハードロックの名曲 ~基本編~ 千組千曲選No.0201-208

千組千曲選テーマ別まとめ第一弾はHM/HR(ヘヴィメタル/ハードロック)の名曲を紹介します。SSランク及びSランクとして選出した名曲についてはページ後半の関連記事をご参照ください。

基本という区分がまず曖昧ですが、ジャンルトークで大体名前が挙がる存在かつ、細分化する前にHM/HRというジャンルの典型となった音楽性のバンドを選出しております。選出したバンドと楽曲が一目でわかりやすいよう、目次を付けていきます。

また、企画の性質上必ずしも代表曲とは限りません。バンドのイメージからすると異質な楽曲もあり得ますが、選出したバンドの楽曲で純粋に一番好きなものを選んでおりますので、ご理解頂ければ幸いです。

目次

HM/HR名曲選 ~基本編~

Led Zeppelin / Dazed and Confused

1969年のアルバムLed Zeppelin収録曲。サイケデリックなサウンドから一転して暴風のような激しさで即興演奏がめくるめくゼップ初期の名曲。

個人的に彼らのバンドサウンドはこの後成熟していったスタイルの方が好きなのですが、ロバート・プラントの凄まじさはこの頃にしかないとてつもない色気を感じさせます。スタジオ盤を延々聴くより、ライブビデオを一回観た方がこの時代の魅力は伝わると思います。

ライブは大体くっそ長いけどこのカッコよさを感じてほしい

Black Sabbath / Sabbath Bloody Sabbath

1973年の同名アルバムSabbath Bloody Sabbath収録曲。ヘヴィで引きずるようなリフとロマンティックな旋律の融合で新境地を開いた名曲。

サバスのどの時代にも通じるアプローチがあるので、入門としても素直におすすめできます。よりヘヴィなものがお好きな方は遡って、よりドラマティックさを求める方はこの後へと聴き進めればよいでしょう。

楽曲はエディットされているけど怪しさ満点でよいPV

Uriah Heep / July Morning

1971年のアルバムLook at Yourself収録曲。ハモンドオルガンの響きが好きな方にはこの名曲はマストでしょう。絶望を感じるほど暗く美しいメロディは精神が参っている時は要注意かも。

バンドの歴史は長いもののマイナーメジャー的な立ち位置に感じますが、1970年代の名曲群は基本としておすすめしたいものが沢山あるバンドです。

西城秀樹のカバーも聴いてほしいが、まずは本家から

Kiss / Psycho Circus

1998年の同名アルバムPsycho Circus収録曲。

キッスの名曲と言えば大体デトロイトだったりオールナイトが勧められると思いますが、1990年代青春世代の筆者にはPVのインパクトと共に、いかにも前時代的なアリーナロックであった本曲のインパクトが忘れられません。1970~80年代の彼らの代表曲と共に聴き続けてほしい名曲です。

当時でも最先端とは言えないけど、さすが金掛けてるなあと感嘆したPV

AC/DC / Hells Bells

1980年のアルバムBack in Black収録曲。初代ボーカリストであるボン・スコット追悼の意から、彼らにしてはシリアスな雰囲気が漂う名曲です。

金太郎飴とも称されるサウンドで半世紀近く世界的支持を集める姿は凄いの一言。ただ個人的にはこの曲のように何かしら耳を惹く要素が無いと飽きてしまう感があります(ライブ盤だと細かいことは気にせずずっとノリノリですがw)

ボン・スコット派の私だけどブライアン・ジョンソンの迫力も素晴らしい

Thin Lizzy / Dancing in the Moonlight (It’s Caught Me in Its Spotlight)

1977年のアルバムBad Reputation収録曲。クールでアダルティなムードの名曲で、フィル・ライノットのボーカルの雰囲気やスコット・ゴーハムのツボを押さえたリードが素晴らしいです。Supertrampのジョン・ヘリウェルによるサックスも良い味を出しています。

彼らのHM/HRの代表曲なら他にあるだろ!と言われそうですが、私はこの曲が一番好きなので・・・

フィルはいつ見ても知性が高そうな雰囲気出しているんだよなあ

Motörhead / Overkill

1979年の同名アルバムOverkill収録曲。ハードロックとパンクをかけ合わせてヘヴィメタルの一類型を生み出したバンドによる代表曲です。

私が中高生位の時代にはもう彼らのサウンドは激しさも勢いも一線級では無かった(もっと他が喧しく進化していた)のですが、問答無用のドコドコ突進スタイルによって生み出されるグルーヴには時代を超える魅力があると感じます。

やっぱりカッコよさって大事

Dio / We Rock

1984年のアルバムThe Last In Line収録曲。ヘヴィメタル界においてアイコン的シンガーであったロニー・ジェイムス・ディオによる信念を示した名曲です。

ディオの中でもストレートに激しい曲調で、ヘヴィメタルの入口としては結構適していると思います。逆に私の周囲でヘヴィメタルが駄目だという人はこれ位から拒否反応頂くので、ある意味試金石みたいなサウンドです。

バックの音はイマイチだけど、ディオ様のボイスは最高

以上、8曲をご紹介させて頂きました。

千組千曲選残り792曲もこんな感じでテーマでまとめていきたいと思います。うまくまとめていけるといいのですが・・・(不安)

SS/Sランクで本項に関連する楽曲

既にSSランク&Sランクで紹介している楽曲で本テーマに沿ったものをご紹介します。結構あるので制限して5曲ずつ。

ハードロック編

ヘヴィメタル編

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