千組千曲選 No.0160 Renaissance / Mother Russia

Renaissance / Mother Russia

楽曲属性

Sランク 1970’s Progressive Rock (Britain) イギリス

Renaissanceはイギリスのプログレッシブロックバンド。デビューから短期間でオリジナルメンバーがいなくなりマイケル・ダンフォードを中心に再編された後、シンフォニックロックというジャンルイメージが最も似合う、ピアノやオーケストレーションによる華麗で大仰なサウンドで人気を博しました。

“Mother Russia”は1974年のアルバムTurn of the Cards収録曲。10分弱の長い曲ですが構成自体はシンプルで反復が多く、しかしその反復で徐々に高められていく劇的さがもたらす感動が素晴らしい名曲です。いかにもロシア的な空気感の演出もお見事。

本来はノーベル賞作家のソルジェニーツィンに題材を採った曲ですが、今の情勢ではなかなか取り上げにくくもあり・・・。生まれ育った国、土地、共同体への愛慕というものを考えさせられるテーマを持つ曲です。

この人たちも私がハマった1990年代にはなかなか映像が拝めなかった・・・感涙
Renaissanceはこんな曲もおすすめ

“Face of Yesterday” 第一期ルネッサンスによる美しい名曲。後にIllusionでセルフカバー。
“Ashes Are Burning” 代表的な大作。アンディ・パウエルのソロが良いアクセントになっている。
“Jekyll and Hyde” コンパクトながら大仰でドラマティックな旋律の名曲。

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