Cryptopsy / Phobophile

楽曲属性

Sランク 1990’s Metal (Death) カナダ

Cryptopsyはカナダのデスメタルバンド。ドラムのフロ・モーニエを中心に高度な演奏技術で知られ、またハードコア~テクニカルデスメタル色の強い音楽性ながら、意外とキャッチーさを持ち合わせていることで、このジャンルの中では比較的広い支持を受けています。

“Phobophile”は1996年のアルバムNone So Vile収録曲。物哀しいピアノの調べを切り裂く、というよりは踏み潰すような形で入り込んでくる音楽は、恐らく一般の人には理解不能なノイズとしか捉えられないような激烈デスメタル。中でもロード・ワームのボーカルは言語とすら認識されないでしょう。

それでもじっくり向き合って聴いてみると、無茶苦茶なようで実は構築美を感じさせる弦楽隊や、速さよりも複雑なセンスで圧倒するドラムに耳を惹かれていくようになりました。個人的にはジャズに通じる魅力ではないかと。まあその道の方へ薦めることはありませんがw

このジャケットもインパクトありました
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“Cold Hate, Warm Blood” メロデス的なキャッチーさでおすすめしやすいのはこの曲の方かも
“Shroud” メロデス派の方にはこちらも。ギターソロは完全にそう
“Two-Pound Torch” 一度見失いかけた個性を取り戻したセルフタイトル作のオープニング

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