Bach, Johann Sebastian / Partita II BWV 1004 in D minor: V. Ciaccona
楽曲属性
SSランク 18世紀 Classical ドイツ 器楽曲
音楽の父と呼ばれるヨハン・セバスティアン・バッハ。私の中では親しみやすい音楽を多く作り出した最古の人というイメージです。決して厳めしい、近寄りがたい存在ではありません。クラシックはどうも知識無き者聴くべからずというような印象を与えますが、当時だとてパトロンや聴衆は専門知識無くとも楽しんでいたのですから、立派な肖像画に気後れせず純粋に楽しんで聴けばよいと思います。
“シャコンヌ”は1720年に作曲された無伴奏ヴァイオリンのためパルティータ第2番ニ短調 BWV1004の第五曲。クラシックをつまみ食いするなんてケシカラン!なんて人もいますが、このシャコンヌに関しては致し方無いと思えるほど、この一曲で完璧な構成を持っています。重音の配置やアルペジオの弾き方等、奏者や使用楽器による個性も出やすいので、ヴァイオリンという楽器をとことん楽しめることもポイント。
当方単曲シャッフルで色んな音楽を聴くためにシャコンヌだけとなりがちですが、もちろんパルティータ第二番自体を第一曲アルマンドから通して聴くこともおすすめします。流石にソナタとパルティータを全部ぶっ通しで聴くことは私には辛いですが・・・
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ヴァイオリン バロック 転調 器楽曲 オーディオファイル
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