加古隆 / パリは燃えているか
楽曲属性
Sランク 1990’s Soundtrack 日本
加古隆は日本の作曲家。東京藝術大学を卒業後、パリ国立高等音楽院作曲科でオリヴィエ・メシアンに師事されたエリート中のエリートな方。現代音楽やフリージャズで活躍されながらテレビや映画音楽の分野でも作品を残されており、幅広い支持を受けています。
“パリは燃えているか”は1995年のテレビ番組映像の世紀のテーマ曲。序奏で山根基世さんの声が聞こえてくる(幻聴)というほど、番組のイメージと切り離せない強力な印象を与えました。この悲痛な調べを持つ名曲のせいで映像の世紀は戦争の悲惨な映像ばかりだと勘違いしていた人間、それは私です。
これもあの地震の一年を思い出す曲で、しかもイメージ的に一時期トラウマ感満載でしたが、その後曲自体が持つ美しさに素直に向き合えるようになりました。人間辛い記憶は薄れていくようになるものですね・・・
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“Poésie ~ Greensleeves” 映像音楽の原点的な作品。
“黄昏のワルツ” 希望を感じさせる旋律で盛り上がる。
“大河の一滴” 同名映画のテーマ。本項と同傾向の名曲。
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